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「王子」というあだ名に相応しくなろうと本当の自分を押し殺しながら生活している旺志郎。
そんな彼が自分自身でいられるのは一緒に暮らしている恋人の「姫」といる時だけ。
ある日、旺志郎の家に二人の子供を連れた姉が突然やってくる。
10年ぶりの再会に戸惑う旺志郎へ彼女は「今晩泊まるから」と言い出して……。