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どこにでもいる平凡な婦人・望月さく(69)。
夫を早くに亡くして一人暮らしをしており、
ラジオを聞くことと俳句サークルに行くことが趣味。
ある日、風邪をこじらせてしまってしばらく外に出られなかった彼女は、
久しぶりに俳句サークルに行くがーー。
「きずあとに花」「土曜日の三重奏」の冬虫カイコ描く、完全新作読切20ページ!!