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不本意な仕事を終え、飲みすぎて終電を逃した金曜の夜。
伊藤と同僚の松崎の二人は雪の中、家まで歩きで帰ることに。
その道中で松崎が不意に話し出したのは出汁の入っていない味噌汁を作ってくれた元彼と、きっと幸せだったはずの日々でー。
話題沸騰の新鋭が贈る、大丈夫に生きる私たちの物語。